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新しい朝

娘夫婦の暮らす外つ国に一か月余り滞在する計画は、落ち武者のわがまま(としか思えない宣言)から、大波乱。

目の前が真っ暗に、、、

ま、そこでよよと泣き崩れる可憐さは、42年ですっぱりこそぎ落とされてはいるものの、さすがに大いに落胆は致しました。

否応なく突きつけられた真実、、それは
「此奴は妻や娘を喜ばせようという気は全く無い」
という、悲しいものでした。
正確には、
「自分が動くのはめんどくさい」というのかな。

それを渋々受け入れたのち、自身の本音に耳を傾けてみました。
なぜ娘の所に行きたいのか。

1、娘の暮らしぶりを見て安心したい。
2、いい機会だから外国に行ってみたい。
3、ろくに旅行もしていない私達夫婦の思い出作りをしたい。

これね、3ね。
片割れにそんな希望は皆無だとわかった時点で、こちらの考え方を見直そう、と思ったのね。

そして大発見!
あら、奴の楽しみや思い出に心配りしなくていいって、ものすご〜〜〜く、楽!

なんだか生まれ変わったように視野が明るく広がりました。

で。
2人泊まれる賃貸物件も、優雅に独り占め出来ると思うと、ワクワク。
かぐやを呼んで好きなだけおしゃべりする夜も、素敵。
大きな国なので、飛行機で移動するプチ旅行も、鬱陶しい顔でモソモソ付いてくる落ち武者抜きのほうが、断然小回り利いて楽しめる!

落ち武者の往復の航空券を捨てちゃえば、追加の費用無しで理想のバカンスになっちまうじやないか!!!

そう、1人で留守番できるとゴネてた奴の希望通り、自宅に捨て置くことに決めましたのでございます。おほほっ

何がホッとしたって、 そらアナタ、奴の口に合う食事を整える手間が、ゼロ。
かぐやの婿どのが手早く作るパスタのお相伴させてもらえれば、山姥は充分ですしね。
気軽に出かけて日本の2倍の値段だというラーメンを話のタネにかきこむのもよし。
行く気だった頃落ち武者が
「あっちのステーキ食ってみようか」
と言ってたから、土産話に代わって賞味してまいりますわよ。くくっ

「元気なうちに夫婦の思い出作りを」などという一人相撲をやめたら、真底楽になった山姥。

あ、御心配なく。
どうせ捨てちまう落ち武者の航空チケットは、そのままにしておくので、前日に奴が行く気になれば、寛容に同行許可するつもりでおりますの。
荷物持ちとしては、少しは役立つことでございましょう、、、。

ではでは。 かしこ





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No title

せっかくのお嬢さんのいる国への旅行が・・・
えー!うっそー!
行かないの?
一緒に行って楽しんできたらいいのにねぇ。
でも、案外前日になって「行こうかな」ってことになるかもしれませんよ。

20年以上前に、ちょっと気難しい妹の旦那さん、せっかくの親子旅行に出かける直前に腹を立て、行かないって言って・・・・妹が一人で子供たちを連れて出かけ、
ホテルで「さぁ食べましょう」ってフォークを持ったところに、突如現れたそうですよ。

今でも笑い話です。

エグランティーヌさんへ

お返事遅くなってすみません。

そうなの、呆れてものも言えない、ってこのこと!
とはいえここでどんだけ言ってるの?アハハ

もちろんキャンセルできない航空チケットは、前日までそのままにしておきますが、現在の心境は
「やっぱり行くわ」
と言い出したらどうしよう!ってとこ。
なんて酷い鬼嫁!
でも「こんな女に誰がした」(古っ!)と開き直っております。
新聞止めたり戸締りしたり一応ご近所さんにも声かけて、、、と心積もりしてましたが、夫に任せて旅立ちます。
69歳で初めてのお留守番、出来るかな〜 うふふ🎶


プロフィール

山姥

Author:山姥
田舎暮しのただのおばちゃん。
夫1人あり。
落ち武者のごとき風貌に
寄り添う妻は山姥か、と
ブログタイトルを決めました。
たまに嫁いだ娘かぐやも登場。
読書大好き、
ゆったりまったり大好きの
主婦業に飽き飽きの怠け者。
でも、やるときゃやるで~♪

夫との残り少ない貴重な日々を
いかに楽しむか?
(もちろん年金の範囲内で)
これが夫婦の今後の課題です。
よしなに~♪

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