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かぐやの里帰り

じつは一週間前、二年ぶりに娘のかぐやがカナダから里帰りしてきました。

そして今日、二泊三日で東京へ・・・
何でも移民申請したのが思いの外進展が早く、一か月以内の健康診断を提出せよとの知らせが入り、5月半ばまでこちらにいるので日本で受けることになったのです。
ところが、東京二か所と神戸一か所の病院指定。
神戸は予約が取れす、東京へ行くことに。
幸い、東京には親しい友人がいて、家族でお泊り大歓迎なのでお世話になれます。
それに、数年前に就航した格安航空もあるので、お財布も大助かり。
我が町で子供のころからお気に入りのケーキ屋さんがあり、そこで手土産のお菓子を選んで持たせ、空港に送ってホッと一息。
だってねぇ、この一週間、かぐやの足になり、ATMにもなり、毎日出ずっぱりで、もう山姥へとへと。

8月に切れる免許証の早期更新をとにかく済まそうと走る。
ついでに免許センターから少し足を延ばして清流仁淀川の沈下橋などへも行きたがる。
(かぐやがこちらにいた頃は、沈下橋なんてさして話題にもならず、関心なかったのよね)
あちらではほぼ2倍の値段なのでメモしてきた衣類や下着などをユニクロ無印良品ダイソーで買い漁る。
その合間に、山姥がInstagramに上げていたランチやスイーツの店にも行きたがる。

さらに情報収集して、現在開催中のイベントにも行きたがる。
十数人の作家さんが集まった「春のはし置きまつり」
え? そんなんあったの?
「お皿はかさばるし、今箸置き集めるのに凝ってるんだ」
ふ~ん、けっこうなご趣味ですことね。
地元に住んでいる絵本作家さんの原画展。
美味しそうな食パンが走り回る絵本は大きな賞をいただいたとかで、有名になりました。
柴田ケイコさん、よく地元テレビにも登場するので何気に親近感があり、一緒に楽しめたからいいけど。

落ち武者はこんころ喜んで、かぐやの好物を並べろ、と常に無く食事にうるさいったら。

テレビの前にででん!と置かれたままの巨大スーツケースのみとなった我が家は静かで、久しぶりの雨の音をききながら
「かぐやは可愛いけど・・・ちょっと気忙しかったね。孫は来てよし帰ってより、ってきくけどこんな感じかなぁ」
と夫婦でうなずき合っております。
(遅い子育てだったので、娘というより孫に近い年齢のかぐやだもの、そりゃ付き合うのに疲れるはずだわ)

東京から戻ると翌日から又一週間の留守。
大阪のお姑さんや元の職場の同僚、短大の友達と会い、カナダの友人が姉の結婚式でもどっていて誘われたから、と沖縄へ飛びます。
東京→大阪→沖縄・・・( ノД`)
このド田舎にいると、なんですか、コロナまみれになって戻るのでは、とハラハラいたします。
とても気にしている方もいるので、あまり近所をウロウロできないわねぇ・・・
戻ってからの二週間は家族単位で少しは遠出をしようか、とのプランもあり、また忙しくなりそうなので、当分は充電期間として大人しく過ごします。

ただ、嬉しかったのは、
「やっぱり家はいいな。のびのびお風呂に入れるし。(家は小さいけどバスタブは大きい我が家)
それにね、お肌の調子がすごくいい。オカーサンのごはんがバランスとれてるんだね」
なんて、何気に親孝行なことをつぶやくかぐや。
ふふ、やっぱりいつもより頑張って料理を作れそうです。

それに、かぐやの買い物ついでに、山姥のワードローブが増えました。
大阪にいるときは遊びにいくたびかぐやが選んでくれた服を買っていたのですが、新しい服を買いに行くのも億劫になって3、4年、手持ちの服ばかりを着ていたのですが、今回はおすすめの下着から手ごろで履きやすい靴も含めてたくさん買いました。
戻っても大騒ぎでファッションショーもどき。
古いジャンパースカートに、新しい短めのTシャツを上から着ると、あら、なんだか今風の着こなしに。
欲しかった薄手のブルゾンも、裾をふわっと絞るのがいいよ、とアドバイスも。
値札を見誤って、お会計で思っていた三倍のお値段に驚いたワンピースは、
「今までで一番オカーサンに似合う服!」と褒められました。うふふふ。お値段は、落ち武者には内緒です。
次の女子会には張り切って着ていきましょう。今から楽しみ~~~♪

娘っていいなぁ、と三年ぶりにしみじみと反芻している山姥でございます。
留守中に、好評でかぐやが食べ切ったパンナップルのジャムでも作り置きしておきましょうか。
あら、やはり休養期間にはなりそうにはありませんわね・・・(#^.^#)

  ではでは。   かしこ





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ギックリ腰とお弁当

陋屋の庭の隅に、2つのコンポストがあります。
果物の皮(ミカン類、バナナが主)や野菜くずなど放り込んで、一杯になると大体2年は寝かせておきます。
2年ごとに順番に使えば、台所の生ごみはいっさいゴミ出しせずにすむので大助かり。

そのコンポストの一つが気が付くともう2年半放置中。
蓋をあけると、みごとに真っ黒な土になっていたので園芸用に袋に詰めたり鉢を植え替えたり、暖かい陽射しに励まされて精出していると・・・
やりすぎました!
軽いギックリ腰・・・・・(泣)

それが4日前のことです。
落ち武者は大慌て。(仕事はなし崩しにリモートワークになり、家にいます)
山姥が寝込むと大変、というので
「何にもせんでええぞ、寝とれ、寝とれ」
そんなこと言ってもね、もうお昼。何とかしなくては。
「ええから、ええから、カップ麺でも食うから」
ってねぇ。
山姥はカップ麺あまり好きじゃない。
「あたしのお昼は?」
「え・・・・」
とぽかんとする落ち武者。全然考えてないんだよね。ふぅ・・・
腰は痛くても、食欲はあるんです!お腹空いてるんです!

適当に自分で用意しましたけど。ええ、これがうちの通常運転。
言うままに寝てたら干からびてしまいますからね。

でも、さすがに落ち武者も気を使ったようで、夕食はお寿司のテイクアウトを買ってきてくれました。
それだけでは山姥が物足りないので、お吸い物代わりのにゅう麺を作ってそえました。
せっかくだから新芽ののびた庭の三つ葉もたっぷり。(山姥が摘みました)

期待はしない、出来る範囲で動く。
これが山姥の対処方です。

翌日は、さらに張り切って落ち武者は(勝手に)お弁当を買ってきました。
「どうや、美味そうやろ、現場の若いもんに評判のスーパーの弁当や。」
そのスーパー、お弁当が人気なんて聞いたことないけどなぁ。
みっしりタレ付きのお肉が並んだ豪華そうな見かけですが、まぁお値段もそれなり。
で、残念ながら、味が濃くて全部は食べられなかったの。
そうか、若い人には、これぐらい濃い味が美味しいんだわ。
申し訳ないけど、薄味に慣れた年配者にはキツイわ・・・
喉の渇きから食後一時間は何度も何度も麦茶を飲まないといけなくて、お腹がガボガボ。

その翌日は、コンビニのお弁当。これまたサプライズ。(懲りない落ち武者)
「店長が、これ一押し、ていうてたわ。どや?」
行きつけのコンビニらしいけど・・・
ド~ンと大きなハンバーグ、目玉焼きに申し訳程度に野菜が添えてあります。
「米が美味い、絶対自信あります、って店長が」
ええ、それはいいけど、あなたのお口にあうかしら。
お粥同然の柔らかい好みのご飯を炊いて40年。
市販のお弁当は絶対ご飯が固い、って食べなかったよね。
自分で買ってきたのはいいんですか???
(結局うちのご飯を食べてました。)
これも又、美味しいけれど味が濃くて、食後のお茶がはかどります。

でも、結婚以来、3日続けて食事を調達してくれたのは、初めてです。
落ち武者の気持は嬉しいけど・・・
お弁当買うときは、希望を訊いてくれたらもっと嬉しかったわねぇ。
何も言わずにフラッと出かけていつもの気晴らしかと思ってたら、得意そうにお弁当ぶら下げて帰ってくるんだもの。
さほど遠くない場所に県内でも人気の山姥お気に入りのお弁当屋さんもあるのにスーパーやコンビニの冷えたお弁当(とさしてお安くない値段)にはガッカリでした。
(店内で選んで注文して出来上がりを待つってのが苦手な落ち武者です)
「レンジで温めて食べようね」と提案しても
「ええわ、このままで」
いえいえ、山姥は少しでも美味しく食べたいんです。
結局自分で温めて食べました。
テーブルからそーっと痛くない姿勢を考えながら立ち上がり、よろよろとキッチンに移動するのもなかなか辛いものなんですけど・・・
そのあたりは気が付かないの?
不思議です。
立ったり座ったり横になったり、姿勢を変えながら合間にちょこちょこ家事をこなして、何とか3日で回復いたしました。
これからは庭仕事の時間を決めておく、無理はしない、と肝に銘じております。

それにしても。内緒だけど・・・落ち武者、使えない。躾を怠ったので、自己責任だけど。
男と女の間には暗くて深い河どころか宇宙の深淵がある、と思い決めてン十年。
優しい気持ちだけいただいときますね。
身体の故障も増えるお年頃なので、徐々にこちらの思惑も伝えるようにしなくては。
そのうち、気持ちだけでは乗り切れなくなる可能性も大きいですもの。

「ようなったか、よかったよかった」
と喜んでくれたのはいいけど、何と4日目の今朝。
「頭が痛い、体温計はどこや?あ、37℃もある、コロナやないかな」
と大騒ぎしておりまして。
3年ぶりの仕事に続いて山姥のギックリ腰に気を遣い、どうやら相当無理がたたったようでございます。
「もしかして・・・知恵熱?」
「そうかもしれん、むつかしいこと(たぶんお弁当を指す)考えすぎたわ」
と本人も認めておりますけど・・・前途多難なことでございます。

  ではでは。   かしこ




小さな喜び♬

昨日とてもお手頃な値段で葉付きパイナップルを買いました。
しばらく前からよく行くスーパーで葉を切り取ったパイナップルを安く売っていたのですが、ブログ友さんが水栽培で葉を大きく育てているのをみて、やってみたかったのよね。
ザックリ切り取られた葉の根元をみて
「そのまま葉付きで売ってくれたら」
と思ってたのが通じたのか?
お値段は同じで葉付きのが並んでいたのです。
ラッキー♪
おばちゃんの念力?怨念?も捨てたものじゃありませんね!

落武者に頼んでメリメリとねじってもらって、スポン!と外れた葉。
下葉をめくるともう小さな茶色い根が伸びています。
知り合いの親戚の農家ではビニールハウスで結実させてるとか。
そこまでは望まないけど、ブログ友さんみたいに50cmぐらいに伸ばしてみたい!
新しい楽しみが増えました。
あ、もちろん落武者は
(また妙なこと始めたなぁ)
と口には出さず(てか出せず)傍観しております。
いいでしょ、費用もかからないエコな趣味なんだから。

もう一つ、春のトピック!
落武者をお弁当持たせて仕事場に送った帰りに少し遠回りして柑橘類の多い無人市に寄ったら、、、
今年はじめての茹でワラビを見つけました!
卵とじにしたらもうメロメロになる落武者。
並んでいるプチトマトや小夏やネギは均一100円なのだけど、茹でワラビは200円。
「光熱費カカッテマス」の張り紙がありました。
いえいえ200円でも格安ですって。
浮き立つ思いで買って戻りました。
夕方まで水に晒して念入りにアクを取っときましょう。
でね。
あれ? あれれ?
浮かれすぎてお弁当の彩りにピッタリのプチトマト買うの忘れちゃったぁ💦

まぁいっか。
ほんの1キロほどの寄り道だから、明日も行ってこよう。
そしてトマト忘れた件は落武者には内緒、内緒。

脳細胞の衰えも噛み締めつつ、今夜は美味しいワラビをいただきますね。

  ではでは。   かしこ

夫が倒れてHちゃんが気付いた事

先だって、友人の悩みなモラハラ気味亭主関白の夫が倒れた件を記事にしたのだけど。
そのHちゃんから3日に一度ぐらい電話があります。

昨日は迫ったワクチン(3度目)の話に。
「あたしは副反応、1番きつかったかな。半日熱が出た程度やけど」
「心配すると副反応出やすいっていうから、考えないようにしてるんだけど、、、やっぱり心配」
(山姥と違って繊細だからな)
で、付け足して言うことに。
「でね、今回だけあたし単独で行くんだ、と気がついて余計ドキドキするのよ〜。
あ、オトーサン一緒に行けないんだ、と思うと心細くて心細くて、、、あんなにイヤだと思ってたのに、やっぱり頼りにしてたのに自分でもビックリ!」

あらまあ。
宝くじ(が当たったらどう使うか)の話をしてたら息子から
「俺知ってる。親父と別居やろ!」
とズバリ当てられたこともある彼女。
{なお宝くじはまだ当たっていません)

災い転じての言葉通り、夫の急な入院で自分の中の思いをしみじみと噛み締めることができたようです。

1ヶ月のリハビリ入院を終えて家に戻った夫氏に、これまでより優しい対応できたら、そして夫氏もこの入院で何かの気付きがあれば、あと10年か20年の夫婦の暮らしはHちゃんにとってよりよき時間になるはず。
そう祈りたいです。

でもHちゃんもこれまで頑張った分、意固地になってるからなあ。
「オトーサンがいないとワクチン打つのもドキドキしたわぁ〜 頼りにしてたことがよくわかったわぁ〜」
と可愛く伝えるべし、とアドバイスしても
「えー、そんなん言うと又あの人いい気になりそう。悔しい。」
と聞く耳持たず。
「言うだけはタダやん、喜ばせてあげようよ〜」
「う、うん。あ、やっぱり嫌。あのヒト喜ばすの嫌!」

そうかぁ。
山姥なんてダダ漏れでどんどん言っちゃうけどな。
心にあることは何倍にも膨らませ、心にないこともなんとか捏造し(以下自粛)

なんだか勝ち負けにこだわってるHちゃん、、、
夫婦はどっちが勝つかじゃなくて
ともに勝つか、ともに負けるか、だと思うんだけどねぇ。

「毎日頑張ってるね、すごいね」
と捏造、アワワ、違う違う、心にあることを伝え続けて1週間、うちの落武者は心尽しのお弁当ぶら下げて真面目に仕事に通っております。
ありがたいことです。
揉め事もよく話し合って「ともに勝つ」ところに着地させつつ穏やかな余生を送りたく願っております。

 ではでは。  かしこ


今日は「清明」

花は笑い風は優しく空は青く素晴らしい日。
暦では「清明」
なんてドンピシャなんでしょう。

散り始めた桜は残念だけどツツジや手入れの行き届いた広い花壇が見頃というので旧友と植物園に。
くだんの(退職ホヤホヤの夫を持つ)Aちゃんとバツ2で気ままなシングルのMちゃんというお馴染みのメンバー。

コロナも第7波か、と言われてるけど平日なのに駐車場は満杯!
県外客がめちゃ増えてる!
大丈夫、大丈夫。
密を避け散る桜をお弁当に迎えながらなのピクニックだもん。

で。
夫氏との密な日々はどうか、と訊いてみると
「今のところ、退職後の届けにおおわらわ」
とAちゃんため息。
込み入った書類の記入も全て任されてしんどい、と。
かといって心配で夫には任せられない。
まあまあ、私達世代はつい引き受けてしまう妻が多いわね。
想定内でした。

MちゃんはMちゃんで夫の転勤で県外に行き初めての子育てにキレまくってる次女が心配、とため息。
「転勤の多い職種を承知で結婚したのはあの子だからね、仕方ないけど。」

どの家族にも大なり小なり悩みやトラブルはあるものよね、と3人で笑い飛ばしてスッキリ!

来春に朝ドラになる植物学者ゆかりの場所だから、今から話題になって観光客が多いのかな、それにしても家族には随分苦労をかけた主人公(地元じゃ有名)なのに、朝ドラだと爽やかな仕上がりになるんだろうね、と話しながらそぞろ歩く園内は、そちこちに思いがけない野草も花を咲かせています。
今日のハイライトはユニークな「ユキモチソウ」でした!

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ではでは。  かしこ

今日は「清明」

花は笑い風は優しく空は青く素晴らしい日。
暦では「清明」
なんてドンピシャなんでしょう。

散り始めた桜は残念だけどツツジや手入れの行き届いた広い花壇が見頃というので旧友と植物園に。
くだんの(退職ホヤホヤの夫を持つ)Aちゃんとバツ2で気ままなシングルのMちゃんというお馴染みのメンバー。

コロナも第7波か、と言われてるけど平日なのに駐車場は満杯!
県外客がめちゃ増えてる!
大丈夫、大丈夫。
密を避け散る桜をお弁当に迎えながらなのピクニックだもん。

で。
夫氏との密な日々はどうか、と訊いてみると
「今のところ、退職後の届けにおおわらわ」
とAちゃんため息。
込み入った書類の記入も全て任されてしんどい、と。
かといって心配で夫には任せられない。
まあまあ、私達世代はつい引き受けてしまう妻が多いわね。
想定内でした。

MちゃんはMちゃんで夫の転勤で県外に行き初めての子育てにキレまくってる次女が心配、とため息。
「転勤の多い職種を承知で結婚したのはあの子だからね、仕方ないけど。」

どの家族にも大なり小なり悩みやトラブルはあるものよね、と3人で笑い飛ばしてスッキリ!

来春に朝ドラになる植物学者ゆかりの場所だから、今から話題になって観光客が多いのかな、それにしても家族には随分苦労をかけた主人公(地元じゃ有名)なのに、朝ドラだと爽やかな仕上がりになるんだろうね、と話しながらそぞろ歩く園内は、そちこちに思いがけない野草も花を咲かせています。
今日のハイライトはユニークな「ユキモチソウ」でした!

2022040521301227b.jpeg


ではでは。  かしこ

追:初めて画像つけてみたら、、、横向きですね。すみません、直せません💦
横向けて見たけど何が何やらよくわからない画像💦
ごめんなさーい🙇‍♀️

1人で過ごす春も佳きかな♪

3年のブランクを乗り越えて現場復帰した落武者。
小雨の中迎えに行くとそそくさと助手席に転がり込み
「あー、しんど」
優しく労わりつつ(山姥は女優よ!)連れ帰りました。

空っぽのお弁当箱、三分の一残ったお茶。
「ブラックコーヒーの缶がケースで置いてあったわ」
ま、男世帯の現場事務所だから下っ端の若い人がまめに補充してるんでしょうね。
でも緑茶紅茶コーヒーは水分補給にはならないそうで少し心配💦

好物を並べた夕食もきっちり食べて、面白いTVもないしな、とそうそうに就寝。
イビキがいつもより大きいのは、やはり疲れたんでしょう。
明日のお弁当の下拵えなどして寝支度をしていると、起き出してきて麦茶をごくごく。
そして又布団へ。

パソコンを事務所に移したので、これまでのように深夜までYouTubeを見ることもないのは、よかったな。
朝寝夕寝も出来なかったから寝つきも良く、人並みの時間に睡眠がとれて、落武者の健康にはプラスになることでしょう。

そして山姥は、何年振りでしょう、落武者不在の日中を楽しんでいます。
嵩張る夫ではないけど何かと家事や読書を中断されるのよねー

2ヶ月ほどの予定ですが、気ままに過ごさせてもらいましょう♬
 
    ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


さて。
今日から山姥とは真逆の日がスタートしたのが50年来の旧友Aちゃん。
眼球注射の彼女です。
昨日で定年後の嘱託も退いた夫氏の365日休日の暮らしが本日より始まったのです。
長年のお弁当作り卒業は羨ましい、、、。
初日の今日は保育園がお休みとかで孫2人を早朝から迎えに行き、午後8時まで面倒見る(迎えに来る息子夫婦の夕食も用意)というハードな予定が入ってるようですが、今頃は動物園からの帰りかな?

うちは数年のリモートワーク(たまに出張)というクッションがあったから、リタイアしてもさして暮らしは変わらなかったけど、、、
Aちゃんちは完全に100v0だから、、、
大丈夫かなぁ。
もともと図太い山姥と違って繊細で気ィ使いだからなぁ。

器用でまめな夫氏はリタイアしたら家のあちこちを修理したり庭を整えたりするのを楽しみにしてるとかで、そうなるとチョコチョコ呼びつけられたりしてAちゃんの時間は細切れ、楽しみな午後の名画鑑賞も中断されそう。

夫氏の目を盗んでのLINEでたくさん愚痴を聞かねば、と今から覚悟しております。
聞いてもらうだけで気持ちが軽くなるっての、殿方にはわからないかも知れませんけど、世の妻達はコレで随分「耐え難きを耐え忍び難きを忍び」家庭の平和を維持してきたのです。(当家比)

山姥の勘では1週間以内に愚痴の第一報が届きそうでございます。ええ、きっと。

   ではでは。   かしこ

落武者の覚醒?乱心?

今日初めてスマホで記事を書いてます。
ブラインドタッチの山姥にとって(←たいそう数少ない特技のひとつ、とはいえありふれてる)不自由この上ない状況。
理由は、、、
落武者がパソコン引っ提げて本日から仕事に行っちゃったんです!

昨日下々の様子を見てくる(パチンコ店の混み具合偵察)と出かけた落武者、早々に戻ると
「明日弁当作ってくれ」
「えっ、世間なみにお花見?」
と浮き立つ山姥。
「仕事や、仕事!」

3年前の夏の完全リタイアからほとんど鳴ることのない携帯に、馴染みの会社のスタッフから連絡が入ったようです。
寝入り端に布団でテレビ見るのと、山姥のスマホが行方不明になった時に捜索のため電話してもらうのと(大抵洗面所かバッグの底で呼び出し音が鳴る)それぐらいしか使ってないので解約も考え始めたガラケー、、、。
まさか仕事の電話が今更かかってくるとは。

有料で相手方がうちのパソコンに入れてたキャドのサービスも絶えて、もう仕事から足を洗ったはずだったのに?

訊けば現場事務所はうちから車で5分。
パソコン持ち込んであちらで繋いで何とかするそうです。

あ、でも車が一台しかない、、、

「送っていってや。迎えも頼む」

2ヶ月ほど、という話ですが、それで済むのかなぁ。
大体ズルズル〜というのがこれまでの経験から想像できるわ、、、。

今朝は早起きしてお弁当作り、食欲のない落武者を励まし宥めすかして何とか半量の朝食を飲み込ませ、現場事務所に放り込んでまいりました。
食欲がないのは、早くも後悔してるからなのでございます。ったくね!
外面いいので断れなかったのよ。
で、昨夜から
「あー、生きとうない、面倒臭いわー、トシ「理由に断ったらよかったー」
と百万遍繰り返しておりました。

知らんわ!
送迎にお弁当と山姥の余計な仕事増やしてその上愚痴を垂れ流し慰めてもらおうなんて、虫が良すぎやしませんかってんだ!

さてはて、夕方どのようなヘロヘロ状態で迎えの車に乗り込んでくるのか、今から楽しみな鬼嫁でございます。
ふふっ♬

  ではでは。   かしこ

山姥あらためサイコパスに?

ひょんなことから、山姥の弟の話になりました。
(69才・リタイアした看護師・一人暮らし)

「どう考えても、う~ん、ちょっと変わりもんやなぁ」
「そうそう、あのね、絶対発達障害がある、と妹と前から話してる」
「ひとはええんやけどな」
「うん、悪人じゃない。けど付き合いがめんどくさいとこ、ある。
遺伝だな、父もそうだったし、そういや私も妹も、ちょっと自覚はあるんだよね」

山姥の実家関係を思い起こせば、学業優秀(山姥と妹はそうでもない)な男は多い。
弟などは体格もよく、成績表はだいたいオール5だったもん。
従弟もいるいる、そういうタイプが二人ほど。
父も集団就職で関西の大企業の工場勤務のかたわら同じ志で集まった仲間と夜学に通い、きわめて成績優秀だったそうな。

ところが。
この地頭のよさってのを現世の出世や財産につなげた男は皆無。
みな、おとなしく勤め上げ、そこそこの小市民的安定はなんとか手にしてちんまりと暮らしてます。

「そうか、成績優秀でもダメか。」
「だから、なんらかの発達障害があるんだって。人間関係苦手とかね。
うまく立ち回って利益を得たなんて話、聞いたことないもん。損した話ばっか」

いぜん、ちゃんと診断を受けたら4人に1人はなんらかの問題がある、と聞いて、うなずいたものです。

「その点、成績もいい義姉さん多かったし、落ち武者んとこは出世もしてるよね」
「いや~それほどでも・・・」(いえあなたが出世したとは言ってないわよ)
ま、落ち武者含め(出世はともかく)世渡り上手のタイプがそろってます。

それはいいんだけど。
(あまり本を読まない)落ち武者が、どこで覚えてきたんだか。
「山姥ちゃん、サイコパスなんやな!」とはしゃぐ。
え、え? ちょい待ち。 サイコパスってなにそれ?

少々世間様とはずれてる自覚はあるけど、断じてサイコパスではない!

何度説明訂正しようとしても、ほら脳の老化が始まってるお年頃なもんで、聞く耳持ちまっせん。
発達障害(こちらも種々あるけど)とサイコパスは、共通点もあるんだろうけど別物なんだよね。
でも落ち武者の脳細胞にはくっきりと
山姥一族=サイコパス
と刻み込まれたようでございます。
ま、いいわ。
今更行い澄まして玉の輿に乗ろうって気もないし。

夜も更けて、リビングの隣の寝室に2人で横になったら、やや喧しいガラケーのテレビを見始めた落ち武者。
そのうち消すだろうと我慢していたら、つけたままリビングに戻り、パソコンでYouTubeを見始めた様子。
(夕食後にもひと眠り、夕寝とやらをするので,どうかすると丑三つ時までYouTube続けることもある)

「お~い、申し訳ないけど、見ないなら携帯のテレビ消して~」
(機械音痴なので山姥は消せない)
と呼びつけると、渋々もどってスイッチを切り、捨て台詞。

「やっぱりサイコパスやな、間違いない」

絶対使い方も違ってると思うんですけれども・・・
喧しい携帯を山姥が斧で叩き割ってから言ってほしい、その言葉。
 
花冷えの夜はいよよますます冷えつつ深まってまいります・・・

   ではでは。  かしこ



落ち武者との攻防 #2

パンは手作りのレーズンパン、茹で卵とチーズをのせたトースト、気まぐれに買ったあまり甘くないおやつパン、たまさかにはふんわり焼いたホットケーキ、と変化はあれど、あとはコーヒー、ホットミルク、季節の果物にヨーグルトときな粉をかけたもの。落ち武者だけミルクで割ったヤクルト。
朝食はあまり変わり映えしませんが、終わったとたんに
「お昼何食べたい?」
と訊いてしまいます。
麺類が多いけど(奴の好み)気を遣ってか、昨夜の残り物があればそれ食べとこうか、という返事もあります。

今日は
「うどんがええなぁ。きつねうどん。ネギ大盛りやとウマいよな~」
というので、冷凍庫に放り込んであったお買い得の油揚げをさっそく甘辛く煮る準備をしました。

このところ鬼嫁ぶりが板についてきたので、つい一言。
「うどんがええなぁ。そうや、あの美味いうどん屋に行こうか、って言うてくれたら、女房はずいぶん楽できるんやけどねぇ」
と、言わずもがなの嫌味を返す。
「準備も後片付けもなくて、美味しいお昼食べられると嬉しいのになぁ」
すると。
「そんなことないやろ」
え?
ちょっと待って。
逆でしょ、そのセリフ。辻褄あってないよね。
「お前も大変やなぁ、うどん屋へいったら楽やろな、と言われてこっちがそんなことないよ、と言うのが筋。
面倒かけるほうがそんなことないやろ は無いんじゃないの~~!」

そんな抗議も背中で聞いて、本日もパチンコ屋さみ具合を偵察に出かける落ち武者。
言うだけ言ったら気が済んで、又油揚げの下ごしらえに戻る山姥でございました。
陋屋の庭には、温州ミカンも終わり代わりに売れ過ぎた文旦を用意するとムクドリがやってきます。
のんびりと、平和な春の風が吹き抜けて、本日も上天気。

  ではでは。  かしこ


そういうお年頃・・・

1か月ほど連絡をとってなかった級友に、ラインしてみた。
亭主関白の夫といわゆる長男タイプの長男と心優しい次男との4人暮らし。
せっせとお弁当を作り、家を整え、以前のパートもコロナ禍を考慮して身を引き、それでも山姥とは比べられないしっかりした主婦をしていますが、ちょっと細やかな神経をお持ちの彼女、わりと落ち込み勝ちなので、ノー天気な山姥とおしゃべりして中和するのも必要なのよね。

月末に3回目のワクチンって言ってたから、副反応も収まるころのお出かけでも予定を立てようか、と思ってたんだけど。
なんと、虫歯の一本もない食欲もりもりで元気いっぱいの夫さんが・・・
いきなり脳梗塞で倒れて入院中!!!

手術から経過見の2週間が過ぎ、心配ないあとはリハビリ、というタイミングでした。
時節柄病人にもいけず、家でじっと連絡を待つのみ、という2週間はきつかったようです。
私たちより2~3才年上とはいえ、もう四捨五入したら同じ境遇。
夫さんも私たちも、元気だからと安心できる年代ではなくなってしまったんですね。

そこそこリハビリを続け、そのうち自宅に戻って通院することになりそうですが、健康体でも家族に言いたい放題の夫さんだったから、わが身を思いのままに動かせなくなったらどれだけ不平不満を垂れ流すのが、とヨソの家とはいっても心配になります。
彼女はそのあたりはもう覚悟してるって。
今まではけっこう口答えしたりもしてたけど、(で、息子に後から無駄だからやめといたらと注意されてたらしいけど)
これからは、夫氏の心情を汲んでなるべく気長に優しくしてあげようと心を決めているようです。
(唯一の連絡は夫氏発の携帯電話なのだけど、病院に持ってきてほしいものの連絡なども妻ではなく心優しい次男にばかりかかってくる、と反省してました。)
ただ・・・
これまでのように気軽にランチや行楽で家を空けることは出来なくなる・・・よね。

そして、私たちにもどれだけ健康な時間が残っているのか、というあからさまな命題がググッと迫ってきました。

とにかく、夫氏の退院前がわずかなチャンス。
しばらく控えていたお出かけを、それも遠出をしようね、と約束しました。

彼女の気持ちの切り替えが出来たら、連絡が入るはず。
無理強いせずにゆっくりと待って、その間に遅いお花見でも出来る場所を探しておくつもり。
会えるのは4月第1週ぐらいかな。
14歳からの友人なので、彼女の気散じだけでなく、会うと山姥も固くなった心がほどけるのです。
貧しいながらも屈託も忖度もなかった昔の時間を繰り戻すのが楽しみでございます。

  ではでは。   かしこ




落ち武者との攻防 #1

今日のお昼は楽ちんスパゲッティ。
たっぷりのトマト缶とあらびきひき肉と多目の玉葱と人参の細切りで作ったミートソースが冷凍庫にあるから、スパゲッティだけ茹でたら出来上がり。
大鍋でドカッと作って4回は持つので大助かり。
自分でソースを作り出してから、ミートソーススパゲッティは「野菜料理」と思ってます。
スパゲッティ茹でるのも、ダイソーで見つけた細長い専用のタッパー使うので手軽です。
もっとも、ごはんも柔らかめ(なんとコメの1.8倍も水をいれる)のが好きな落ち武者なので、既定の茹で時間では固いと文句が出ます。
途中で湯を足して茹でに茹でて、世に聞く「アルデンテ」なんて、どこの国の話ってな状態ですけどね。
昨日の残りのかきたま汁(すり身とワカメと春菊入り)は落ち武者に。
彩にブロッコリーを添えて、山姥だけたっぷり粉チーズかけて。

「美味いな=」
「はい、美味しく作ってますから。」
「お、にんにくの薄切り、入ってるぞ、ほらほら!」
「はい、が入れて作りましたから、わかっております~」
といつものやりとりをしながら完食。

この後続けて、これまたいつもの落ち武者のセリフ。
「ほら、この皿! 山姥ちゃんよりキレイに食ったぞ!」
少し緩めのソースも一滴も余さず、キレイに食べてくれるのはいいけど、毎回言うのよね。
で、今日はちょっと逆らってしまいました。日々鬼嫁度がアップしてるのかなぁ。

「あのね、どうしてキレイに食べられるか、教えてあげようか」
「え、そりゃお育ちのよさが食べ方に出るだけやろ」
「違います。ちゃんと理由があるんです。」
「・・・・?」
「ミートソースをお皿でレンチンしてね、茹でたスパゲッティをキレイなお皿に半分入れて、その上にソースを半分載せてるの。で、ミートソースが残ったお皿に山姥の分のスパゲッティを入れてるの。
ミートソースのこびりついたこっちのお皿はキレイに食べられないんです!」
「そ、そうかな・・・」
「じゃあ、次に食べるときにはお皿取り換えっこしよう。次回が決戦の時、ってことで」

さてはて、勝負はどうなるのでしょうか。
じつは早食い気味の山姥、確かにあまり丁寧に食べてないし・・・・・
ま、玉葱高騰につき、当分ミートソースも作りませんけどっ(/∀\*)、

一皿のスパゲッティでお腹いっぱい、という年代の夫婦の午後の時間は平和に(平和か?)さらさらと流れてゆきました。

  ではでは。   かしこ


(それにしても茹で時間25分は何が何でも長すぎる、と思いませんか?)
(歯医者さんとは縁がなく、スルメは齧れる落ち武者です)
(光熱費使い過ぎ。地球さんに謝れ!)



ご無沙汰いたしました。

ずいぶんご無沙汰いたしました。
年齢を考えると、ひょっとして・・・と思われてた方もちらほらいらっしゃるのでは?

短くてもいい、脳細胞を活発にするためにもたびたび記事をアップしよう、と決めたのでしたが、
あ、もう一週間もたったな。
落ち武者も最近大人しいから、書くこともないなぁ。
そろそろ三回目のワクチンだから、それでもネタにしようか。
と思いつつ、ちょっと油断していたら・・・

そう、悪夢のような某国の侵攻が始まって、じつはすっかりメンタルやられてしまいました。
連日の悲惨なニュースに、わずかに寄付をするぐらいで何もできないのに、落ち着かずイライラしつつ一か月。
今年ほど心が沈んでワクワクすることのない春は、初めてでした。
菜の花、梅、早咲きの桜や野の花、フキノトウ・・・
いつもの年より色褪せて見え、心が干からびてしまったのか、と自分でもうんざりでした。

ところが、ふと庭をみると。
高さ2mの藪椿の足元の茂みにひときわ目立つ一輪の椿。
あんな低いところに・・・おかしいな、と近付いてみたら、この木の実から育った数本のひこばえの一本に、初めて花が咲いていたのです。
それも、親の木は地味な藪椿で花弁は8枚しかないのに、たっぷりと18枚の花弁の大きな椿。
芯近くにはほんの少し、白い筋が入っています。びっくりです。

単純な山姥、すっかり感心してしまい、元気をもらいました。
ほったらかしで日当たりもよくないのに、頑張って咲いたんだね!
蜜を吸いに来たメジロがヨソの椿から花粉を運んできたのか、はたまた突然変異か。
細い枝は大きな花を支えきれず、ほとんど地面につきそうにたわんでいます。
この若木に、今年初めての春がきたんだ!

ふさぎこむのはとりあえずお終いにしよう。
思いがけず今年は少しアルバイトをして臨時収入があったから、確かなところを探してまた寄付をしよう。
それしか出来ないけど、出来る状態にあることを感謝して、明るい気持ちで毎日を丁寧に暮らそう。

こんなこと、ブログに書くのもどうかとは思いましたけど、自分に活を入れるためにだらだらと書いてしまいました。
某国の侵略については、今後は触れることはしません。
そのうち、この記事も削除するつもりでいます。笑い飛ばして忘れて下さい。
また、おちゃらけた落ち武者とのやりとりなどの気ままな記事にもどりますね。

そうそう、被害を受けている国への寄付といえば、早くも詐欺まがいの団体がわいてきているようです。
引っかからないようにしなくては。
2月に、かぐやのいるカナダで期間限定で
寄付をするとそれと同額を政府が添えて(2倍にして)送ってくれる
というので、かぐやに頼んでとりあえず少し送りました。
日本でもそういう方式をとってくれたら、嬉しいけれど・・・

  ではでは。  かしこ








「ひとりでできなかったもん!」by落ち武者

昨夜のことです。
相変わらずの夕食後、だらだらテレビ見てた落ち武者が
「小腹が空いた」
どうぞどうぞ、冷凍庫を漁って何でもお好きなものをどうぞ。

こちらでは「たいこまん」と呼ぶ今川焼を手にする落ち武者。
以前はいそいそと温め直してやってたけど、ほら、ひとりで出来るように躾けたから放置。

ガチャガチャと小皿を出す音。
ややもして、レンジ完了のお知らせ音。ピロピロリ~ン♪
「おーい、次どうするんだった?」
「次はトースター!」
と、居間から指示してたけど、ふと不安を覚えてのぞくと・・・

「え? 蓋したの?」(ラップ代わりの百均のプラ蓋)
「うん・・・」
今川焼は、しっとりしすぎてヘロヘロの皮。
「仕方ないなぁ。まぁいっか。ト;-ストでパリッとなるから。」

でも、どうも中のアンコが白っぽい。
いつもと仕上がりが違うわね。
「肉まんには蓋。たいこまんには蓋要らないからね」
と言いつつ、冗談で
「まさか水くぐらせたりしてないよね?」
「水・・・かけた・・・」(T_T)

このヒトの退化具合を把握していなかった山姥の手落ちでございます。

肉まん・・・水をくぐらせ蓋をしてレンジでチン
今川焼・・・水は無し。蓋をせずにレンチン。トースターで焼く


と、大きくメモ書きしたのを冷蔵庫の扉にマグネットで貼り付けました。
ええ、肉まんと今川焼のイラストも添えましたわよ。 間違えかねないから。
落ち武者の指導は痒いところにも重箱の隅にも届くように、これからは念には念を入れて、を忘れないようにいたしますね。

道遠し・・・とつぶやいた夜更けの山姥でございました。


  ではでは。   かしこ



オリンピックねぇ・・・

昨夜の女子カーリングデンマーク戦。
落ち武者は初動のまずさを言い立てて
「みんな一生懸命なのに・・・ヨソの大事なお嬢さんにそんなこと言うたらダメよ」
と呆れつつ飽きずについ口をだす山姥。

お風呂から出たら
「もう見んぞ!」
とフテ寝してました。
やれやれ・・・
寝た子を起こさないように他の番組を見ていたら、ひょっこり起き出してきて
「今、何点や?」

同点に追いついていたので、それからはまぁ応援に熱の入ること!
めでたく勝利したので、こちらもホッとして布団に入りました。
選手の嬉しそうな顔は、ほんとにいいものですね。


ですが。
やっぱり山姥は、オリンピックって要らないんじゃない?と思う事しきり。
だってねぇ、開催国の無謀な横車が今回ほど走りっぱなしだったこと、あるでしょうか。
それに(エネルギー問題やらが絡んでるか何か知らないけど)忖度してか抗議も出来ない国も。
割りを食うのはだれよりも努力してきた選手たち、ってのも悲しい。
若者はまだよし、不惑のトシに近いプレイヤーなどは、これが最後かもしれないのに・・・

いまやどの競技にも世界大会があることだし、それてよくない?と言いたくなります。
コロナ禍でほとんどの国の国力も低下してることですしね。
まずは国民の健康、国の財政の正常化。
スポーツはいわば食事の後の贅沢なフルーツって感じます。
あれば嬉しいけど、子供たちも喜ぶけど、とにかくメインの食事をしっかりと!
体育が苦手だった山姥なので、こう感じるのかもしれませんけど。

オリンピック前に見た映像も、辛かったです。
会場付近の空気をきれいに保つために、市民の家のかまどを塗りこめて火を使わせないようにしてました。
かわりに電気調理器でも配ったかというと、それも無し。
日本より寒そうなのに、皆さんどうやって過ごしてらっしゃるのか。
健康な若者はともかく、小さな赤ちゃんやお年寄りは・・・?
体調を崩す市民がいるのでは、と思うと悲しい光景でした。

夢はオリンピック!という、そのオリンピックそのものが地に落ちた感満載の今回の開催もあと半分。
願うべくは、目を覆いたくなる裏事情のみっともないあれこれが、もうこれ以上ありませんように、ということだけでございます。

  ではでは。  かしこ


カーリング男子?

四年前もそうでしたが、落ち武者は女子カーリングファン=カーリング男子(^^♪

可愛い声を張り上げて頑張るお嬢さんたち、山姥も嫌いじゃないわ。
落ち武者曰く
「外国の選手は低い声やから、あの黄色い声のパルスでイライラさせるのも戦略やぞ」
へーそうなんだーーー(棒読みーーー) んなわけないじゃんね!

昨日の強豪カナダ戦、最後のミラクルな逆転勝利で、まぁ機嫌がいいのなんの。
朝からニコニコです。
妻としては、大助かりです。

さっきデンマークにも見事な最後の一投で勝ったので続いてのロシア戦を食い入るように見入っています。
「オレが応援したら勝つんや。 横からごちゃごちゃ言うなよ。頼むぜ!」
はいはい、こちらもテレビにお守りしてもらって、大助かりですわよ。

それにしても、活躍するのは平成生まれの選手が主流になってるスノーボードなど観ていると、昭和は遠くなりにけり、と感じますね。
努力が報われなかった、と肩を落としつつ健気にインタビュー受ける選手もいれば、今季で引退を決めたレジェンドの余裕の笑顔、全身全霊をスポーツに捧げてきた方たちには、尊敬の思いしかありません。
勝者敗者それぞれに、素晴らしいオリンピックであることを願っています。


さて。
裏ではいろいろあるとか漏れ聞いているオリンピックのように、うちでも夫婦で深謀遠慮をこらした攻防もございます。

年末からお正月にかけて呑み過ぎて体調崩して以来、甘いものに舵を切った落ち武者、すこぶる体調がよいのですが・・・
「今日は一本吞もうかなぁ」
などと言い出しまして。
いえいえ、呑めば一本ですまないでしょ。で、又体調崩すんでしょ。
止めときなさいよ、と止める山姥に
「カーリングも勝ったし、ハーフパイプでも金メダルとったし、今呑まんでいつ呑むんや!」
今もこれからも、いえせめてコロナワクチン3回目の接種が終わるまでは、控えて頂戴。

何なら料理用に買ってる赤ワイン提供しようか、と押し問答。
ま、本人が一番わかっているので、買い置きのいつもより上等のどら焼きで手を打ちました。
ブルボンプチシリーズのクッキーも色とりどり(気紛れに買ってみたら、えらい気に入りましてね)
たまたま生協で頼んでみた肉まんも大好きになって、いまや三種類も冷凍庫にスタンバイ。
前々から好きな林檎パイや、ふんわり軽い焼き菓子や今川焼までたくさん買い置きしています。

アルコールを絶って肝臓は休まるでしょうけど・・・
もしかして隠れ肥満になるのでは、という新たな心配もする今日この頃。
お砂糖控えめな山姥手作りのお菓子は、(胡散臭いと)あまり食べないしねぇ。
失礼しちゃう、ボルジア家から嫁いだわけじゃないですから!!!

そんなやりとりをしながらも、割れ鍋に綴じ蓋の日々を過ごしております。
ワクチン接種まで、あと10日。
終わったら、少し遅い観梅ドライブでもしたいものでございます。

さて、ロシア戦の結果はいかに。
負けたら不機嫌になりそうなので、その前に入浴し、先に休むことにいたしますね。

  ではでは。   おやすみなさいませ。





月一度の息抜きに (^^♪

昨日は珍しく小雨の続く日になりました。
打って変わって、今日は日本晴れ!
自粛中とはいえ、旧友の眼球注射の日なので、要!急!と宣言してお出かけしました。
眼帯を外すのに一時間、車の運転は3時間後に、という治療のあとの数時間に付き合い出して、あら、もう3年を過ぎました。
病院の玄関でOちゃんを拾って、ランチとおしゃべりの数時間をすごし、病院の駐車場へもどると、そこからそれぞれの家路につくのです。
彼女の病状は注射でとりあえず進むのを抑えているというところ。
さっさと治ってくれると思ってた!と愚痴るのだけど、まぁ治療法があるからよかったよね、と宥めるのも毎回の事。
10年前ぐらいだと、治療法はありません、と告げられ、視力が失われるのを待つだけだったかも知れないもの。

ランチのついでに、それぞれ車から何やかや持ち出して交換するのも習慣になりました。
貰い物だけど、と今回は珍しい柑橘類と糯米の袋をもらいました。
私からは、頼まれていたお買い得の果物(パイナップルと温州ミカン)
それにきっと欲しがると思って多めに買い込んでた茹で小豆の缶詰(これもお買い得なお値段)
昨日試してみた無水カレーを二人分と、Oちゃんの大好物のレーズンパン。
そうそう、昨日バタバタしたけど、忘れずこのパンも焼いていたのです。
それに、書き忘れてたけど、出かける前に届いた接種券で即効3回目のワクチンの申し込みも済ませています。
昨日の頑張った私へのご褒美のような、今日のおでかけ。

明日のOちゃんの3回目の接種の話や、非常勤で教師をしている長男が試験のために勉強のため実家へたびたび戻ってくること。
(もう二人も子供がいるので、家での勉強は、無理みたい。)
このところ、年度末のOちゃんの夫の二度目の退職を控えて「節約」がテーマになることが増えました。
完全年金暮らしの山姥からみると、年金+夫の給料 を使い切って暮らしてるOちゃんには突っ込みどころが多すぎてね。
それに、落ち武者と真逆で外出外食大好きで食欲ももりもりの夫氏。
う~ん、なかなか難題です。

前述の茹で小豆の缶詰も、たびたびぜんざいを食べる(市販のパウチを買う)と訊いて、前回試しに1個渡したのよね。
缶を空けて、同量の水を加えて温めたら、控えめな甘さのぜんざいが出来るるから、と。
Oちゃんも山姥も、たくさん作ると食べ過ぎてしまうので、手作りぜんざいはNG。
お餅を一切れ二切れ焼いて入れたら、ちょうど二人分になるのでお勧めです。
お値段だって、パウチぜんざいの三分の一の節約おやつ。

「これから頑張らないと!」
というんだけど、まだ食べ盛りの30代前半の次男坊は同居してるし、食費と光熱費がぐんと嵩むようで前途多難です。
「宝くじ、当たらないかなぁ」
「買わないと当たらないよ」
「そうだねぇ、でも買うのももったいないしね」
と二人で笑う。

まぁ、借金で夜逃げすることもなく、子供たちに迷惑かけない程度に暮らせるなら、それでよし。
と、いつも話の落ち着くところは同じです。

来月の眼球注射はコロナ患者も増えているし、予約はいれてないとか。
大きな病院なので、あちこちから患者さんが集まるしね。
山姥ちゃんが感染しても困るし、家族も心配するから、とOちゃん。

眼球注射を大義名分に出かけてくる息抜きのランチ会も、次はいつになるのかしら。
おしゃべりはライン電話で、と約束して解散しましたが、ほんとにこのパンデミックは腹立たしいったらない。
それでも、山姥にはパソコンが、Oちゃんには近くに住む可愛い孫がいるのが心の安全弁になっています。
Oちゃんとも話したけど、無いものねだりはせず手の中にあるものを大事にして暮らすことにしましょう。

桜が咲く頃にはほぼ全員が三回目の接種も済み、もう少し動きやすい世情になっているかもしれません。
離れた町に住む友達とも、以前のように集まれるかもしれません。

それまでは、出来る範囲で大人しく巣ごもり生活を楽しんでみますね。
そうそう、うちには落ち武者もいるんだっけ。
やけに女子選手の名前に詳しく、テレビ観戦を楽しんでいますが、夫婦漫才の相方としては不足なし。
ちょいちょいつついてみるのもいい暇つぶしでございます。

  ではでは。   かしこ






珍しくあちこち動いた日

動くといっても、この時節柄限られてるのだけど。

曇り空だったけど、3日に一度の(下着以外の)洗濯をすませ
まずは山手に走って、これこそ最後かと思われる温州ミカンを無人市でゲット。
朝のヨーグルトにも入れるけど、落ち武者が気に入ってるメジロたちのために。
そろそろうちの藪椿も咲き始めるから、このミカンが切れたら花の蜜で我慢してもらおうかな。

帰り道、とある事務所に寄って、1月の事務仕事のバイト料をいただく。
4万に足りない金額だけど、いえいえ我が家にはありがたい。
といって、丸っと山姥のへそくりなんですけどねぇ。
なお、車が一台になって、山姥のバイト中はおとなしく引きこもっていた落ち武者。
「山姥ちゃんが使うから、ずいぶん不自由したぞwww」
とアピールしてきてうるさいので、1000円札を1枚だけ進呈。
「言うてみるもんやなぁ」と喜ぶ落ち武者が不憫だわ。(笑)

そのあと、週一回に決めた買い物に。
牛乳の減り具合なども事前に確かめて、うっかり買い忘れないようにメモしてます。

その時、ふと思いついて市役所の納税課に。
去年、少しだけ収入があり、源泉徴収で9800円ほど天引きされてるのよね。
自営業の落ち武者現役時代には、キッチリと領収書など揃えて確定申告もしていたけど、もう忘れかけてる。
ましてや、自分の申告なんてしたことないので、下調べに。

これについては、自分ではしたことない落ち武者は
「たった一万ぽっちで、そんなめんどくさいこと、せんでもええやろ」
と、前々から言い続けてます。
(山姥の働きから千円むしりとって小躍りした奴と同一人物です。)

すると、普通の申告は2月15日からだけど、還付金の申請はもう受け付けてるって!

いったん昼ご飯に戻ってから、今日中にすませようと、再び市役所に。
でもね。
忘れてました。
慣れてからさっさと自分で申告書を直接税務署に持っていく以前のこと。
手取り足取り指導してくれる市役所は、めっちゃ待たされるんだったぁwww

その昔とは違い、手元にスマホがあって、よかったぁ。
かぐやにエアフライアーのジェーンちゃんで焼き芋つくった報告したりして時間が潰せました。

焼き芋といっても、丸のままじゃなくて、山姥が小学生のk路、近所のおばあちゃんが冬限定で売っていた
『切り焼き芋』
いわば山姥や近所の子供たちのソウルフードとでもいえるおやつです。

3cmに切ったサツマイモを塩水につけ、ごくごく弱い火で鉄板で焼くのです。
おばあちゃんは、製材所あたりで手に入れたのか、木くずをマメにくべていました。
(もちろん、ジェーンちゃんのレシピ本にはありません)
165度、20分ほどで試してみました。
165度って何か繊細で詳しそうな温度だけど、何、160度にしたつもりが、うっかり押しすぎただけ~(//>ω<)

何処からどう辿りついたのか、切り焼き芋は県都の路上市で人気を博しているらしいのですが、路上市のラジオ中継を思い出して、出来上がりに真似して青海苔粉をふりかけてみました。
しっかり火が通って、あの頃よりサツマイモ自体が甘く改良されたのか、格別の美味しさでした。
反省点としては、ジェーンちゃんの特性なのか、表面がカピカピに固い!
次はアルミホイルをかぶせてみるつもり。

バラバラの持ち寄りの椅子に子供たちが並んで座り、お芋の焼けるのをぼーっと待ってたなぁ。
穏やかなおばあちゃん(といっても、今の山姥より若かったかも)口癖のように
「ゲジイモじゃったら、言うて来てよ。取り換えるきに。」って言ってたなぁ。
*ゲジイモ=火が通っていない半生の芋
わずかなお小遣いを握って待ってる子供たちに、優しい心遣いをしてくれる人でした。

市役所では、長い待ち時間の末、107番さ~ん、と呼ばれてからは速かった!
以前と違ってパソコンをパパパッと操作するかっこいいお姉さん。
生命保険額も、収入も、打ち込むだけでお終い。
初めてマイナンバーカード使ったのですが、年金額から社会保障額、あっという間に印刷されて、そして一字も書き込むことなく、還付額まで計算済みの控えの書類を渡されました。
これでお終い? え? え?

キツネにつままれた心地で促されて外に・・・
いつの間にか細い冷たい雨が降っていました。

思いの外時間がかかったので、最寄りのスーパーで落ち武者の気に入ってる大きなアジフライを買って夕食のメニュー手抜きしちゃった。
でもね、(これもジェーンちゃんのレシピ外なのだけど)
ブログ友さんおすすめの揚げ物の温め方を試したら
「え、ナニコレ美味しい! 今ここで揚げたの?」
というアジフライに仕上がって、大満足でした。

あら、山姥って・・・
誕生日だけじゃなくても、充分手抜き主婦してるわwww
ま、いっか~♪
それで落ち武者ご機嫌なんだもの。
このペースで、又1年乗り切っていきますわね。
お目こぼしを。

  ではでは。   かしこ


のんびりする予定の誕生日が・・・

台所仕事はしない、とこの数年は決めてます。
年一度の誕生日ぐらいはね!

ゆっくり二度寝して(これはリタイア夫婦ならではの贅沢~♪)
遅く起きて、そのまま二人でハンバーガー屋さんのテイクアウト。
川岸の駐車場でゆっくりブランチ。
ふふ、ちょっと甘いもの買って戻れば、あとは夕食。
もう落ち武者お気に入りの牛丼(冷凍)に決めてるから、ゆっくりできるわ。
という思惑は大外れ。
かぐやがプレゼントにと、エアフライヤーなる調理家電を送りつけてきたんです。

まずは置き場所をつくるために棚の片付けから。
もうっ、いつもより甲斐甲斐しく動くことになっちゃったよ・・・

とりあえず一番簡単なものから試そうと、温泉卵作りました。
これは上出来。
落ち武者は牛丼にのせてご満悦。

でもね。
レシピ本に載ってるのざっと見たけど、こりゃほとんどアウトだわ。
ラタティユ、焼きカレー、玉葱のリコッタチーズ詰め、アクアパッツァなどなど。
昭和の男・落ち武者が食べるはずのないメニューが多いなぁ。
メンチカツやトンカツは食べるけど、要するに手順は変わらず、油で揚げるところを熱風の調理に置き換えるだけなので、ヘルシーでしょうけどさしてメリット感じないし。
かぐやの使ってるのはアメリカ製で
「芽キャベツやカリフラワー焼いたらめっちゃ美味しいから」
との押しレシピがあるのだけど、もともと野菜嫌う落ち武者が、食べるか???

よく見ると、脂分を落とすためのスノコみたいなの外すと、容器自体は四角張った鍋みたいなもの。
これって、煮物や炊飯は出来ないのかな。隣に居座る超古手の炊飯器をチラ見。
お湯を張ってヨーグルト作りに活用できないかしら?
温度設定をみると、80度が下限。(上限は200度)
う~ん、ヨーグルトは75度だし、きついか。 菌が死んじゃうかな。
いや、レシピによっては熱湯に沈めて放置ってのもあったから、80度ならいける?
あ、150度なら、焼き芋が美味しく仕上がるのでは?

真っ当な手羽先のグリルや魚のフライを作る前に、自己流で色々試したくてワクワクしてます。
コロナ禍の暇つぶしにしては上質なのでは。
新しいことに挑戦すると、脳細胞も気合入れて若返ってくれるかもね。
あ、それを狙ったのかなと改めてかぐやに感謝の誕生日でございます。

(そばで落ち武者は、戦々恐々。大丈夫、お腹壊すようなものは作りませんって!)

  ではでは。   かしこ


立春ってだけで心躍る♬

寒さはひどくなるばかり。
でも、立春って、ほんのりと心に希望をともしてくれるひびき。
気付けば庭木の新芽や球根類の芽も目につき始めています。

昨夜は心のお姉さん絡みで恵方巻を外注してたので、前日たっぷり仕込んだ豚汁を添えて簡単に夕食をすませました。
いえ、決して手抜きじゃなくて、他のものは要らない、って落ち武者が言うんだもの。
作りすぎる、品数は要らない、と言い張る昭和の男。
せめてもチクキュウなどを可愛く添えて、まぁいいか、と平らげました。

恵方巻と言えば、遠い昔、小学生の頃。
若い頃神戸あたりで働いていた母が、節分になると思い出して語る。
「あっちではねぇ、まるのままの海苔巻きを、物言わんと一本食べるのが決まりでねぇ」
小食だった山姥は、恐れおののいたものでした。
絶対神戸へはお嫁に行けん、と幼い心に刻んだものです。
なお、我が家の節分に海苔巻きが出たことはありません・・・。

夜も更けて、そろそろ寝支度をする頃になって、
「小腹が空いた」
と言い出した落ち武者。
あら、いいチャンス!
「今夜は豚まんにしてみたら?」
この前の大判焼きに続いて、なんと手ずから皿を用意し、冷凍庫から豚まんを出すじゃありませんか!

サッと水をくぐらせ、ラップがわりのプラスチックの蓋をして・・・
おまかせキーで待つことしばし。
チ~ンならぬピロピロピロリ~ン♪の完了のお知らせが鳴り渡る。
はい、今回もひとりで出来ました!!!

そういえば、就職して家を離れ、初めて味わった豚まんには、ウスターソースが添えられてたっけ。
あの名店は、とっくの昔に閉店になったけど、最近生協のカタログに復刻版豚まんが登場。
「ねぇ、自分で温められるし、お値段はいいけどあの店の豚まんも買っておこうか?」
「そうやな、うん、豚まん食べ比べもええかもなぁ」
ハフハフ平らげて、満足そう。
なんならもう一回、と水を向けると嬉しそうに二個目も温めてました。
めでたしめでたし・・・
のようで、ちょっと困ることもあるのよね。
気軽に自分で用意するこういう夜食を、親切にも半分、いや一口でも、とすすめてくる落ち武者。
や~め~て~~~(;д;)
元来、癒し系ならぬ口いやしい系の山姥、ついつられてパクリ。

ほんの一口でもその積み重ねが・・・
しばらくぶりに今朝体重計に乗ったらば・・・あらら・・・
やっと希望体重に近付いてたのに、じわりじわりと押し戻されてるーーー💦

一年前にスタートした生涯最後のダイエット、まだまだ続けないとなぁ。
とつぶやきつつ、白湯を飲み干す山姥なのでございました・・・

  ではでは。   かしこ


プロフィール

山姥

Author:山姥
田舎暮しのただのおばちゃん。
夫1人あり。
落ち武者のごとき風貌に
寄り添う妻は山姥か、と
ブログタイトルを決めました。
たまに嫁いだ娘かぐやも登場。
読書大好き、
ゆったりまったり大好きの
主婦業に飽き飽きの怠け者。
でも、やるときゃやるで~♪

夫との残り少ない貴重な日々を
いかに楽しむか?
(もちろん年金の範囲内で)
これが夫婦の今後の課題です。
よしなに~♪

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